GSX-R125 ABS
今回紹介するバイクは GSX-RシリーズGSX-R125 ABSです。
最高のパフォーマンスを実現するために
- 走る
- 曲がる
- 止まる
という基本性能を高めるべく、培ったノウハウが惜しみなく注ぎ込まれているスズキのGSX-Rシリーズ。
シリーズ最小排気量のエンジンを搭載する革新的なスポーツバイク GSXーR125 ABSは日本では特に「カッコイイのに手軽でお得に乗れる原付二種のバイク」として大ヒット中。コロナで電車やバスの通勤をやめてバイク通勤に切り替えている人もいるようです。
ぱっと見の印象はスズキのモトGPのカラーで、デザインもかっこいい。そして125なのにABS搭載ですよ。
排気量125ccのコンパクトサイズに、このスペックが搭載されたのはものすごいことです。手軽な通勤通学の街乗りとしてだけでなく、「R」とついているだけに、
サーキット走行始めたいかも
というあなたにもぴったり。
女性でも安心の足着き
身長160 CM 台の女性でも、かかとまではつきませんが、比較的楽に両足がつきますから、安心して取り回しができそうです。前傾姿勢になるので気合入りります。250ccに比べると軽量ですので、簡単に左右に重心移動して、サーキットのコーナリングも峠もいけそうです。タンクもニーグリップしやすいのでお尻をずらして重心移動かもすごく楽チン。レース初心者でも、バイクに振り回されず、自分で自信を持ってコントロールできるようになっています。
あえて重心を高くして遊び感を出している
スズキも街乗りに限定するなら、もっと重心を落としておちついた感じすることもできたと思いますが、あえて重心を高い位置にもってきて、スピードを出したときに操作しやすい遊び感を狙っているようです。
ステップも結構上で後ろ上がり。全体もちょっと前下がり後ろ上がりでスポーティーなレーサー。フットペグのところがゴムではなく、金属でマヴィレットが50個、ギザギザが立ってるというのもこのクラスのほかの車種と比べると目立つポイントで、スポーツ感が出ています。
原付二種の利点を生かして
世界中で販売されているスズキのGSX-R125ですが、日本市場では排気量125ccは原付二種の免許と保険、軽自動車税で乗れる、手軽感がポイント。維持費が安くて公道も走れる楽しいバイクです。
- 水冷4ストローク単気筒
- DOHC 4バルブ
- 最高出力11 kw (15馬力)
- 最大トルク 11ニュートンを8000回転で発生
- メーカー希望税込車両本体価格 393800円
スズキイージースタートシステム
一定時間スターターモーターが回転し、ECMが始動状況を監視してモーターを止めてくれる。ボタンを1回押しただけでエンジンがかかるクイックスタート。かかりが悪いとか、アクセル握ってないといけないとか、そういう部分はこのクラスだからこそ安定してほしいところ。でも、値段を抑えながら、シフトのポジションも表示してくれるのは素敵です。